アルミ溶解炉への原料投入
リサイクルアルミの積極的な活用
リクシルの国内工場では、リサイクルアルミの利用に25年以上にわたり取り組んでいます。軽くて強く、さびにくい優れた金属であるアルミは、新地金精錬時に大量の電力や水を使います。そのため、市中アルミ資材を再生利用することは、アルミ製品製造におけるエネルギー使用量を大幅に減らすことにつながります。回収したアルミ資材は純度が低く、品質や生産性の維持が課題でしたが、部門を横断して技術開発や供給ルート構築に取り組み、業界トップのアルミリサイクル率を実現し、年間約35万トンのCO2削減に貢献しています。
CO2排出量50%削減の循環型低炭素アルミ「PremiAL」をLIXIL製品のアルミに標準展開
リサイクル材の活用により、「つくる」段階のCO2排出量を低減する循環型アルミPremiAL※1(プレミアル)をさまざまな製品へ標準展開※2しています。原材料を新地金から製造したアルミ形材からリサイクルアルミに置き換えることで、アルミ形材製造時のCO2排出量を約50%削減※3します。
※1原材料の一部にリサイクルアルミを使用し、CO2排出量削減に貢献するアルミ形材
※2LIXIL製造のアルミ形材を使用したすべての製品へ展開
※3社内試算による